巨人・内海 伸び悩む二軍選手に手本見せる!

2018年05月09日 11時00分

今季一軍初登板に向け、腕をぶす内海

 G投の世代交代は――。巨人・内海哲也投手(36)が7日、今季初先発が予想される10日の阪神戦(東京ドーム)へ向け一軍に再合流した。

 ジャイアンツ球場で行われた一軍投手練習に参加した内海は「遅いですけどね」と笑うと「僕の開幕。ガチガチに緊張すると思いますし、それを受け入れて自分の投球をしたい」と意気込みを語った。

 本来なら、先発の6枚目は若手の“チャレンジ枠”だったはず。内海が登板機会を得られたことから見えるのは、二軍の人材難だ。開幕前にローテ入りを期待された左腕の中川はオープン戦で先発として結果を残せず二軍スタート。一軍昇格後はブルペンの厳しい状況もあってリリーフに再配置転換された。

 一軍デビュー間近といわれていた高卒2年目左腕・大江も、ここまでは二軍で6試合0勝3敗、防御率5・22とパッとしない。高卒2年目の高田は6試合で1勝0敗、防御率3・43だが、「時期尚早」の評価。キャンプ中に腰痛を発症した2年目の畠は、まだ実戦で投げてもいない。

 光明は、右ヒジの故障で出遅れていたドラフト1位右腕の鍬原が5日のイースタン・ロッテ戦で6回を1安打無失点に封じ、デビューの準備が整いつつあることだが、今回の合流は間に合わない。5試合で1勝1敗、防御率1・57の内海が昇格したのは自然な流れだった。

 普段は周囲を刺激するようなコメントを避ける内海が二軍を見渡し「若さは感じているけど、まだ勝てる」と言い放ったのも、後輩たちの現状に寂しさを覚えているからか。「(若手は)もしかしたら『内海は終わった人』と思っているかもしれないけれど、一緒に汗を流していた先輩が、また一軍に戻って活躍する姿を見せたい。それで大江や高田が『俺も頑張ろう』と思ってくれれば、それがジャイアンツのためになる」とも話した。

 野手陣では岡本、吉川尚らが光を放ちつつあるが…。内海はベテランの意地を見せられるか。

関連タグ: