ア・リーグの地区シリーズは2試合を終え、東の伝統球団・ヤンキースはブルージェイズに連敗を喫して後がなくなった。
敵地での2連戦では攻守で精彩を欠き、4日(日本時間5日)の第1戦は1―10、翌5日(同6日)は7―13といずれも惨敗。2試合で23失点を喫するありさまで、もう1敗もできない崖っぷちに追い込まれた。リーグ優勝決定シリーズに駒を進めるためには、7日(同8日)からの本拠地2連戦、再び敵地で行われる10日(同11日)の第5戦で全勝するしかない。
米メディア「FANSIDED」は6日(同7日)、「ヤンキースが逆転できる3つの可能性と、そうでない2つの理由」と老舗球団の今後を考察。まずは現状を「先週末の展開を見る限り、絶対に無理だ」と厳しい見方を示した上で、〝ミラクル・ヤンキース〟を実現できる3大要因を挙げた。
まずは実績だ。5試合制で0勝2敗から大逆転した例は10度あり、そのうちの2度はヤンキースによるもので2001年にアスレチックス、17年にはインディアンス(現ガーディアンズ)を下した。もちろん、当時のチームは原形をとどめていないが、17年の全5試合に出場していたのが、当時ルーキーだったアーロン・ジャッジ外野手(33)であることを挙げた。
2点目は3戦目以降の先発投手で「ロドンの制球力は常に懸念材料だが、ブルージェイズの右腕、ビーバーとの対戦は有利とみられる。第4戦まで進めれば新人エース、シュリトラーがブルペンゲームとなるトロント投手陣と対決する見込み」と伝えた。
そして最後は爆発力。シーズン274本塁打は全30球団の中でもぶっちぎりで、2位のドジャースにも30本差をつけている。「潜在能力は確かに存在する。火を噴けば、シリーズの流れを一気に変える打線を擁している」とした。
もっとも、ヤンキースが苦境に立たされていることは事実。同メディアは5戦目の舞台となる敵地ロジャー・センターで今季1勝6敗だった相性の悪さ、さらに「このチームは信頼できない。10月に信じられないほど愚かなことをせずに3連勝できるとは思えない」と元も子もない見立てを並べていた。












