ソフトバンクは12日の巨人との交流戦(みずほペイペイ)に延長12回死闘の末に0―0で引き分けた。ドロー決着は今季3度目。互いに投手陣が踏ん張り、ホームを踏めなかった。

 試合後、今カード初観戦となった王貞治球団会長(85)は開口一番、興奮ぎみに「両方とも投手が良かったね! 大関も良かったけど、向こうの投手も良かった」とホークス・大関、ジャイアンツ・山崎の両先発をたたえた。

 この日は秋広、大江との交換トレードで巨人に移籍したリチャードが「8番・三塁」で出場。2打数無安打に終わったが、王会長は「全然ダメじゃない。可能性のあるバッティングだった」と、ホークス時代の秘蔵っ子にエールを送った。

 3戦目は最終的に24個「0」が並んだ痛み分けで、今年の交流戦は古巣・巨人と1勝1敗1分け。「両軍とも死力を尽くしてってところだったよね。まあ、また明日。明日は横浜(DeNA)か。勝ちましょう!」と握りこぶしをつくり、チームとともに前を向いた。