最後の最後に、熱投のご褒美が来た。広島は6日の西武戦(マツダ)に3―2で快勝。先発・森下暢仁投手(27)が今季最多の125球、8回2失点(自責1)の好投で、4月18日以来の今季4勝目をゲットした。
この日は初回から4回まで毎回、得点圏に走者を背負う苦しい投球。「4回くらいまで、ずっとしんどい場面をつくって、リズムをつくれていなかった」と振り返りつつも、許した適時打は4回の滝沢の2点目のみ。バックの拙守も失点に絡んだが、2失点で踏みとどまったことが、後々のチームの勝機にもつながった。
4回裏に自軍打線が2点を奪って同点に追いついた後は、7回まで3イニング連続で西武打線を3人斬り。この時点で105球を投げたが「代わるかなと思ったけど、任せてくれたので」と、新井貴浩監督(48)は続投を指令。直後の7回裏の打席にも立ち、8回まで125球の今季最多投球で投げ切り、相手に流れを渡さなかった。
直後の8回裏に一死から代走・羽月の「足攻」で決勝点をマークしたことで、自らにも勝利投手の権利が転がり込み、2人で上がったお立ち台では「羽月さんがいなかったら、ここには立てていない」と、野手のヒーローに最敬礼。「勝ちがついてよかった」と、久々の勝利の味をかみしめていた。












