フリーアナウンサーの有働由美子が6日、ニッポン放送「うどうのらじお」に出演。3日に死去した長嶋茂雄さんの思い出を語った。

 取材や番組での共演など数多く長嶋さんと接してきたという有働は「悼むとか寂しいとかいうより、本当にいろんな面白い長嶋さんの笑顔が出てきます」と回想。

 初対面は1997年、担当が朝のニュースから「サンデースポーツ」に移ることになり、巨人の宮崎キャンプにあいさつに行った時のことという。

監督退任後の長嶋茂雄さん(右)と談笑するNHK時代の有働由美子アナ(2002年)
監督退任後の長嶋茂雄さん(右)と談笑するNHK時代の有働由美子アナ(2002年)

 スタンドからあいさつできるタイミングを見計らっていたところ、それを見つけた長嶋さんから呼び出されたそうで「グラウンドに降りて初めてお目にかかったんですけど、長嶋茂雄さんに何をしゃべっていいのか分からないみたいな感じでカチコチになって、『こんにちは。NHKの有働由美子と申します。4月からサンデースポーツという番組をやることになりました』みたいなことを言っていたら、『えへへ。見てますよ~、朝のニュース』っておっしゃって」と最初の会話を明かした。

 これに有働は「ありがとうございます」と返したというが「でも、その後何しゃべっていいか分からなかったんで『あの…監督、すいません、私阪神ファンでして』って言ったら、長嶋監督が『えへへ』って言って、『野球のファンだったらね、それでいいんですよ。ありがとう』みたいな感じでおっしゃってくださって」と振り返った。

 それ以降も緊張のため会話をつなぐことができなかったという有働は「『それでは失礼しますっ!』みたいな感じで頭を下げて立ち去ろうとしたら、監督が『有働さん! 有働さんはピッチャー向きの脚ですね~』っておっしゃって。その時、舞い上がってるから『ありがとうございます! 失礼します!』って言って去ったんですけど。ピッチャー向きの脚っていうのは、下半身がしっかりしてるってことだったのかな~?って今になったら思うんですが」と苦笑していた。