西武は4日のヤクルト戦(ベルーナ)に4―2で逃げ切り3連勝。首位・日本ハムとの1・5ゲーム差を保ったまま貯金を今季最多の「6」とした。
効果的な一打を放ったのは4番に座る新助っ人、タイラー・ネビン内野手(28)だった。初回は先制適時打、2点リードの7回にはダメ押しとなるタイムリーを放ち、3打数3安打、2打点の活躍。西口監督も「(初回に3番の)中村(剛)が倒れた後にしっかりネビンが4番の仕事をしてくれた」とたたえ、7回の一打にも「3―0から1点を取られてというところで本当によく打ってくれました」と感謝した。
この日もそうだったように、チーム状況に左右されないネビンのバットが得点源となっている。ルーキーながら勝負強い打撃で中軸を担った渡部聖が5月下旬に左足首を負傷。戦列を離れて以降の9試合では3番打者が流動的となり、のべ5人が起用された。その間、打順別の打撃成績は打率2割1分1厘(38打数8安打)、1打点と落ち込んだものの、4番のネビンが同3割6分4厘(33打数12安打)、8打点と攻撃に流れを生んでいる。しかもシーズン28打点はリーグトップタイだ。
そのネビンは「言葉に表せないぐらい(1番の)西川の存在は特別だし、毎回といっていいぐらい塁に出てくれている。自分の前の打者が塁に出てくれなければ、こうやって打点を稼ぐことはできない」と感謝。渡部聖の不在についても「打順が変わったとしても、それぞれの選手が自分の役割をしっかり果たしてくれている。このチームは非常に団結力があり、チームで戦うというスタイルなので、今は非常に団結してできていると思う」と強調した。
開いた穴は誰かが補う。屈辱にまみれた昨季からの浮上を目指す西武に新助っ人が新風を吹き込んでいる。












