格闘技イベント「RIZIN男祭り」(4日、東京ドーム)で、リオ五輪レスリング銀メダルの太田忍(31)が、ダニー・サバテロ(32=米国)にまさかの〝自爆〟で敗れた。

 第1ラウンド(R)から、身長差13センチあるサバテロの打撃に防戦一方。得意のタックルにもなかなかいけず、厳しい試合展開となった。だが、第3Rの開始早々、相手の一瞬の隙を突いて両脚へタックル。そのまま抱え上げてマットに叩きつけたように見えた。

 ところが…サバテロが巧みに空中で体勢を変えたため、太田は頭からマットに突っ込んだ。頭部を打ちつけダメージを受け、そのままサバテロのパウンドを浴びて3R20秒、TKO負けを喫した。「ABEMA PPV」の生中継で解説した格闘家の川尻達也は「ああ、ちょっと、自爆かもしれない」と指摘。同じく解説の高阪剛氏も「自分でちょっと(マットに)当たってしまった」と、〝自爆〟だったと見ていた。さらには「ただ、これをうながしていた」と、RIZIN初参戦のサバテロの抜群のボディーコントロールも評価していた。
 
 プロレス技のDDTのような形で切り返された太田は、痛い一敗。昨年9月の元谷友貴戦に続き、2連敗となってしまった。