格闘技イベント「RIZIN男祭り」(4日、東京ドーム)での「RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級トーナメント1回戦」でシビサイ頌真(34)と対戦する元極真空手世界王者の上田幹雄(30)がインタビューに応じた。練習仲間でもあるシビサイとの対戦に空手時代の経験を踏まえて死角なしを強調。国内最強を証明し、満を持して外に打って出るつもりだ。

 ――1回戦で練習仲間のシビサイと対戦することになったが

 上田 同じ団体でやってますし、いずれ絶対やると思ってたんで。それが今になったってだけなんで、最初は驚きましたけど、そこまでビックリはしないですよ。

 ――トーナメントへの思いは

 上田 この1回戦は僕の中ではスダリオ選手に勝った後にすぐ「見たい」って言われたのがシビサイ選手との試合だったので。ただ、その時にシビサイ選手はケガをして長期離脱をして、今回復帰戦ということで。やってほしいって言われる相手とやるのがプロなんで。それがここでかなったっていうのは、いい一戦なんじゃないかと思います。ヘビー級GPをもっと世間の人に見てもらうためには、やっぱり日本人同士を最初にやった方がいいかなっていう。ここはしっかり勝ち切って優勝あるのみだと思ってます。

 ――1回戦で日本人最強決定戦のようなイメージということか

 上田 そうですね、そこで勝って準決勝から本当のWORLD GPが始まる。そんな気持ちです。

 ――練習仲間と試合をするのはやりづらいのでは

 上田 もともと空手では一緒に練習してる人とトーナメントで当たるなんて、もう当たり前にあった状況なんですよ。だからそんなにやりにくさも感じないし、逆に言えばその分の良さも分かっているんです。一緒に練習してる人と試合をする時の〝コツ〟じゃないですけど、そういうのも分かってるつもりなので、そこはあまり気にしないですね。

 ――そのコツというのはどんな…

 上田 例えば練習では圧倒できる人と試合をすると、力んじゃうんですよ。だからそういう時は力まないでやるとか。そういった細かい技術があるんで。そこは僕の中で対策したいですね。

 ――それも踏まえてシビサイ戦はどんな戦いになると思うか

 上田 グラップラーだし絶対に組みにくるので、そこの対策はしっかりしなきゃいけないですし。でも、なんなら僕はそこをとにかく強くしなきゃいけないと思って、MMAに来てからずっとそこばっかり練習してますから。逆にそこは今となってはディフェンスでは得意な部分ではあります。

 ――上田選手の打撃か、シビサイ選手の組みかという試合になると

 上田 自分で言うのもカッコ悪いですけど、日本最強グラップラーと日本最強ストライカーの対決の気持ちで見てもらえればいいんじゃないですか。

(後編に続く)