総合格闘家で前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25)が皆さまの人生相談にお答えする「鈴木千裕の稲妻メンタルクリニック」。格闘技イベント「RIZIN男祭り」(4日、東京ドーム)での朝倉未来(32)戦を控えた今回は「幸せとは何か」に迫る展開に…。RIZINアナウンサーのあの人からも切実な悩みが送られた。(聞き手・前田 聡)

【鈴木千裕の稲妻メンタルクリニック】

 ――本日、最初の質問は「SNSで他人のキラキラした投稿を見て、落ち込んでしまうことがあります。どうしたらこんな自分から卒業できますか」だそうです。今っぽい相談ですね

 鈴木 恐縮です! これは本当に「隣の芝生は青い」ってよく言うじゃないですか。まさにそうで、人間って自分と他人を比べちゃうんですよ。すると「あの人はいいなあ…」って思いますけど、実際はそんなことないんです。例えば、よく既婚者が独身の人を見て「自由でうらやましい」とか言うじゃないですか。それで本当に一人になったら最初はいいかもしれないですけど、だんだん「やっぱり家族といる方がよかったな」って思うかもしれない。でも、その時にはもう取り戻せないんです。だから自分の幸せは自分で決めて、それに忠実に従うのがベストなんです。幸せは比べるものじゃない。

 ――鈴木選手にとっての幸せとは?

 鈴木 僕は幼少期、貧乏で両親もほとんど家にいなくて、会話とかできなかったんですよ。だから、家族みんなでご飯を食べるとか、定時に家に帰るとか、子供と家族の会話を大事にするっていう、いなかったものが欲しいです。ほかにも食いたい物を食えなかったから、食いたい物を食えるようになりたいですし、行きたい場所に行けなかったから、行きたいところに行けるようになりたいですし。そういう自分の幼少期にいなかったものを、埋めにいってる感じですね。そこに、おのずと幸せが見えてくる感覚です。

 ――続いて女性ファンの方から「結婚してください。その前に理想の女性像と理想の結婚生活を教えてください」という相談というか、お願いがきています

 鈴木 結婚してくださいって、僕に言ってるんですか? 本当ですか? ビックリしたー。でも、純粋にうれしいです。ありがとうございます。そう言ってもらえるのは最高のことなんで。

 ――女性の理想像とかありますか?

 鈴木 まず金髪じゃないことです。僕がこの感じの金髪なんで、隣にも金髪が歩いていたら俗に言う〝バカップル〟ですよ。だから黒髪とか茶色とか、無難な感じがいいです。

 ――まさか見た目が一番手とは!

 鈴木 だって僕はこんな感じで、パッと見ヤンキーでしょ。それで隣がギャルだったら、それはもうバカップルじゃないですか。

 ――たしかに深夜のディスカウントストアで、サンダル履いてそうです

 鈴木 でしょ!? だからこそ、お相手には清楚でいてほしいです。僕は学業を置いてきたんで、彼女には僕より勉強をできてほしいですし。でも、僕が料理できるんで、料理はできなくていいです。お互いに持っていないものを持っているのが理想ですね。

 ――補い合う関係でいたいと

 鈴木 はい。あとはよく笑う人が好きです。例えば旅行で僕が飛行機のチケットを取っていたとしますよね。でも当日、空港に着いたら僕が時間を間違えてて、30分前に飛行機が飛んじゃっていた…みたいな時って普通はケンカになると思うんです。「何してんの!?」って。でも、そういう時に「ウケる! 飛行機行っちゃったじゃん。どうする?」みたいな感じで笑うような器の大きい人がいいですね。追い込まれたところで笑い飛ばせる人がいいんです。僕がそういう時に大爆笑しちゃうタイプなんで。

 ――今回の例えは妙に具体的だ…

 鈴木 あとはよく食べる人ですね。アイドルとかモデルを見てると、めっちゃ節制してるじゃないですか。そういうのを見ると「本当の幸せってなんなのかな…」って思っちゃうんですよ。僕がご飯食べてて隣で「私はダイエット中だから食べない」ってなったら「なんかもったいない人生だな」って思っちゃう。だから普通に食べて、普通に笑ってくれる方が理想ですね。

悩みを抱えるRIZINの鈴木芳彦アナ
悩みを抱えるRIZINの鈴木芳彦アナ

 ――では、ラストは鈴木芳彦さんからの相談です

 鈴木 ? あ、RIZINの鈴木アナですか!

 ――はい。その鈴木アナから「結婚したいです。どうすればいいですか」という切実な相談を頂きました

 鈴木 鈴木アナって情熱的に頑張る人じゃないですか。普通にかっこいいんで…。RIZINのYouTubeチャンネルで「鈴木アナとは?」みたいな特集をやってもらえばいいと思います。それでその後に「お見合い企画」をして出会いを作っちゃうとか。

 ――なるほど! 結婚をYouTubeで企画にしてしまうと

 鈴木 それが一番ですよ。僕が思うに、鈴木アナってスペックが高いじゃないですか。知識もありますし。多分、全部、自分でできちゃうと思うんで。そこが逆に欠点というか、同じレベルの人がなかなかいないんじゃないかなと思うんですよね。でも、そこまで結婚したいなら、ある程度は妥協もできると思うんです。そうなったら強いと思うので、RIZINで企画をやりましょう。僕も立ち合いますよ!