日本代表MF久保建英の所属するスペイン1部レアル・ソシエダードがチーム崩壊の危機を迎えそうだ。

 今季リーグ10位(1日現在)と低迷するRソシエダードは来季の欧州大会出場権の獲得が難しくなった中、6年半にわたってチームを指揮してきたイマノル・アルグアシル監督の退任が正式決定した。スペインメディア「FICHAJES・NET」は「一時代を築いた指揮官の退任に伴って、ロッカールーム内で連鎖反応が始まった」と指摘。今夏に選手の大量流出は避けられない見通しとなった。

 Rソシエダードは昨オフにもスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンがアトレチコ・マドリードに移籍し、MFミケル・メリーノはイングランドの名門アーセナルに入団した。今夏に向けても久保を筆頭に、スペイン代表MFマルティン・スピメンメディやMFホン・アランブルの退団が確実視されるなど、主力の流出が止まらない。

退任が決まったイマノル・アルグアシル監督
退任が決まったイマノル・アルグアシル監督

 Rソシエダードも年々、弱体化しており、指揮官が交代することも含めて難しい局面に立たされる。ある代理人も「一般論になる」と前置きし「久保もいなくなるようじゃ、来季は厳しいんじゃないか。チームづくりってそんなに簡単なことではないから」と指摘。また穴埋めしようにも、低迷が予測されるチームに加わる新戦力は少ないとみられている。

 欧州各チームの来季編成は6月以降に本格化する見通しだが、低迷するRソシエダードは新シーズンに向けて困難な状況に直面することになりそうだ。