ボートレース桐生のプレミアムGⅠ「第26回マスターズチャンピオン」は27日、優勝戦が行われる。45歳以上のベテランレーサーによる「匠の頂上決戦」の頂点に立つのは誰か――。ボートレースファン歴47年の元天才ジョッキー・田原成貴氏(66)が熱い思いを明かした。
【田原成貴氏が熱く語る!】マスターズのメンバーを見ると、毎年のように時の流れを感じる。数年前に銀河系85期メンバーが参戦したかと思えば、今年からはSG10冠・池田浩二選手の名前も。この大会の価値は年々上がりっぱなしだ。
さて、優勝戦メンバーを見渡しても「若返り」を感じる。1号艇を手にした森高一真選手は昨年マスターズデビュー。いつ見ても彼のレースにはプロフェッショナルを感じる。妥協なきコース取りはもちろん、1Mの駆け引きと冷静なハンドルは魅力的だ。
6号艇の初日は5着だったが、2日目8Rは素晴らしかった。スリットでのぞいて鋭いまくり差し。本人は「たまたま」と謙遜していたが、なかなかどうして、1Mの展開を冷静に読み切った秀逸なハンドルだった。予選最終日はインからスタートを持たせて逃げ切り、迎えた準優戦もインからきっちり押し切った。1Mの鋭角ターンも見事だったが、スタートもゼロ台で盤石だった。今節は尻上がりにスタートの精度が上がっており、この2日間でイン逃げVへの〝予行練習〟はバッチリだろう。
さあ、優勝戦。もちろん森高選手に期待する。1号艇の彼はいつにも増してプロフェッショナルだ。自分の舟券を買ってくれるファンの期待を背中に感じ、何があっても絶対に遅れんとする強い意志が伝わってくる。予選ラスト、準優戦のSがまさしくそれだ。優勝戦も森高選手らしく、覚悟のスタートを決めてイン逃げVを決めてくれるだろう。













