ソフトバンクの正木智也外野手(25)が26日、オープン戦を振り返り、悔しさ、開幕への思いを口にした。

 この日はみずほペイペイドームでの全体練習。野手陣は打撃練習を中心に調整し、正木も汗を流した。全体練習が終わった後には川村、渡辺らとともに居残りで特打を実施。懸命にバットを振り込んだ。

 オープン戦では小久保監督に積極的にチャンスを与えられてきた。それまで5番に座っていた栗原が11日の巨人戦(長崎)で右わき腹を痛め離脱すると、山川の後を打つ5番に座り、12日からの10試合で5番起用が9試合。重圧のかかる場所で奮起を促されたが、思うような結果を残すことはできず。打率1割9分2厘、2本塁打、7打点と成績は落ち込み、指揮官からは「この打順というのは撤回します。もう一回考えます」と報道陣を通じてハッパをかけられた。

 当然、指揮官からのゲキは正木の耳にも届いている。「知ってます。全然打ててないので当たり前。それでも一軍に残してもらった。シーズンに入ったら結果を残して頑張りたい」と鼻息を荒くした。

 23日の広島戦(マツダ)の試合前練習では、自らコーチのもとへ行き打撃指導を仰ぐなど自身の打撃を模索。正木は「(オープン戦の)最後の方はあまり安打が出ずに力みがあった。力んで(打撃)動作をはしょってしまった部分があった」と原因を分析し、「今日の特打の感覚は良かったので、継続してやって試合で打てれば」と修正、技術力アップへ前を向いた。

 シーズン開幕は目の前。正木は「これまでやって来たことはいろいろあるが、全部やるわけにもいかない。1、2個意識することはして、打席では対投手でやりたい」と語った。首脳陣からの期待は大きい。将来の主力候補は結果を残し、殻を破ることができるか