ドジャースとカブスが激突した「MLB東京シリーズ」(18日、19日、・東京ドーム)は大成功で幕を閉じた。第2戦で飛び出したドジャース・大谷翔平投手(30)の今季初アーチなどで日本列島は興奮に包まれた。そんな熱狂の裏で、ドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」がアップした〝東京ドームめし〟動画が物議を醸している。

 ドジャース戦を取材したマーク・E・ポッツ記者が東京ドームの売店で商品を試食する動画で、日米の球場メニューの違いを伝えることが目的だったという。

 同記者はビール、フライドポテト、ホットドッグ、フライドチキン、パスタ、ピザ、チュロスを堪能する一方で「魚は食べない」と語り、たこ焼きも「ノーサンキュー」。豚まんは「私が知っていなければならない、おいしいものがいろいろ詰まっているが、私は知らない」と毒づき、ギョーザに付いてきた箸には「使い方が分からない。プロのヒント・箸で物を刺すこともできる」とキャプションをつけた。

 すると読者から「日本人と日本文化に対する侮辱だ」「たこ焼きはドジャー・スタジアムでも食べられる」「うんざりする」など批判が殺到。メディアからも「日本では、箸で食べ物を刺すのは好ましくなく、失礼とみなされる」と指摘され、動画は24時間以内に同紙のウェブサイトから削除された。

 ボッツ記者は米メディアの取材に「東京ドームの食べ物を見せて、自分が無教養だとからかうつもりだった。意図通りに受け取らなかったというコメントを受け取ったため動画を削除した」と語ったという。