2年ぶりのセ・リーグ優勝を目指す阪神が一躍、台風の目となっている。

 何といってもカブス、ドジャースと対戦したMLB開幕シリーズのプレシーズンゲームに、いずれも「3―0」で完勝。メジャーを代表する2球団、さらには昨年のワールドシリーズ王者・ドジャースまでシャットアウトしたとあって「世界一」と称され、その名を世界中にとどろかせた。

 巨人OBで野球評論家の堀内恒夫氏(77)は18日、自身の公式ブログを更新。「今年の阪神は手強いかもね」と率直なタイトルで永遠のライバル球団を警戒した。中でも絶賛したのが今回の2試合で先発した2人だ。15日のカブス戦に登板した門別は5回無安打無失点、翌16日のドジャース戦では才木が5回1安打無失点と完璧な内容と結果を残した。

 堀内氏は「この2人、よかったねぇ」と感服し「才木くんは落ち着いて投げられていたし 門別くんは高卒3年目で、まだ20歳でしょ。若者らしくノビノビと投げていたよ。彼は、コントロールも良さそうだし それなりのボールも投げられる。特に印象に残ったのはストレートでファウルさせることができ カウントを整えられること。シーズン始まってもこのままのピッチングができれば 巨人は打てないと思うよ」と賛辞を並べた。

 一方、古巣の巨人は連勝を飾った阪神と対照的に15日のドジャース戦は1―5、16日のカブスは2―4で連敗。堀内氏は快投を演じた虎投と比較するように「やっぱりね 巨人のピッチャーみたいに緊張してちゃダメよ」と苦言を呈した。

「阪神はチーム力もあるし今年は球団創設90周年でもあるし そういう『何か』がある時って手強いもんよ」。28日に開幕する日本のプロ野球では、どんなドラマが待っているのか――。