プロ野球の開幕(28日)まで2週間を切り、再建中の西武から不安材料が噴出してきた。
16日の中日とのオープン戦(バンテリン)には5―0と快勝したが、今回の遠征中には新主砲候補のレアンドロ・セデーニョ内野手(26)と源田壮亮内野手(31)が、そろって下半身のコンディション不良で帰京した。セデーニョは前日15日の同戦で走塁中に違和感を覚え、今後は都内で診察を受ける予定。源田は12日の阪神戦(ベルーナ)で違和感を発症しながら帯同を続けていたが、出場した15日の中日戦でも状態が思わしくなく、帰京した後に「左大腿直筋損傷」と診断された。
いずれも日本ハムとの開幕戦(ベルーナ)への出場は微妙。チームの強みである投手陣が順調な調整を続ける一方、何かと課題が多い野手陣に「故障」という新たな頭痛の種が増えてしまった格好だ。もちろん、長丁場のシーズンでは主力のケガによる離脱は付き物。そうした有事にどれだけ戦力を落とさず穴を埋めていけるかが、上位進出や優勝争いを繰り広げる条件となってくる。
球団OBからは「昨年は4番候補のアギラーの故障、コルデロの不振に代役が見つからず、2件の交換トレード(6月の松原聖弥、7月の野村大樹)も大きな成果を挙げられなかった。同じようなことが起きた場合にどう対応できるかが、フロントの見せ場になってくる」と広池浩司球団本部長(51)ら新体制に対する期待と不安の声が上がっている。
幸いにも現段階では今回の源田、セデーニョの離脱は大事には至らなさそうな雲行き。ただ、昨季は球団ワーストとなる91敗を喫した〝悪夢への入り口〟が主軸の故障や不振だっただけに、不安は尽きない状況となっている。












