世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)が5月に東京ドームでルイス・ネリ(29=メキシコ)と防衛戦を行う見通しの中、元世界王者が〝悪童〟の警戒ポイントを挙げた。

 元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏がユーチューブチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」で、元WBC世界スーパーフライ級王者・川島敦志氏と大一番の行方を占った。具志堅氏は「(ファンが)すごい注目するのでは。山中(慎介)選手との世界戦で、やっちゃいけない悪いこと(ドーピング陽性と体重超過)をしちゃったからね。皆が敵討ちを期待してると思う」とモンスターによる〝悪童退治〟に期待する。川島氏も「これは、やってほしいですね。やってコテンパンに倒してほしい」とうなずいた。

 その一方で、川島氏は「ただやっぱり、ネリもいい選手。強いんですよ」と指摘。「ネリのいいところは左右のフック、アッパー。コンビネーションでまとめて打ってくる。危なさは井上選手は分かってると思うんで、そこを見切る力は絶対ある。そんなに尚弥選手はバカバカもらう選手ではないので、どこかでカウンターを一発決めて倒すのでは。ボディーか何かで倒す感じ」と注意点を挙げた。

 具志堅氏も「彼は1ラウンドからワーッと来る。危険もある。ラッキーパンチをもらった時は怖いから」「今まで井上チャンピオンが戦った相手の中では、一番スピードがある選手だと思う。手の速さが。ここ5、6試合ぐらいの世界戦の相手の中では、ネリの方が速く出してくるのでは」と指摘した。

 その上で、川島氏は「ディフェンスもしっかりしないと、パンチもあるし回転力もある」とネリの強打を重ねて強調した。