元東京高等裁判所判事で弁護士の細野敦氏(59)が25日、TBS系「サンデー・ジャポン」にお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(58)とともに出演。松本人志と週刊文春の訴訟について言及した。

 番組では22日発売の「週刊文春」を紹介。同号では、「客観的証拠がない」などと主張して名誉毀損による損害賠償を請求している松本側に対し反論を展開。報道のきっかけとなった松本から性加害を受けたと主張するA子さんの証言内容の調査などを報告し「客観的証拠は吟味した」としている。 

 細野氏は、訴訟について「証拠がない事件というのは刑事事件でもよくあって、直接的証拠が証言だけだと。だけどそれで有罪無罪を判断するケースが普通にあるわけですね」と説明。そのうえで「直接的な証拠が証言だけだとしてもそれを支える状況証拠が強くあればその証言が信用できるということで有罪が得られる。今回は民事事件なので文春の記事の真実性が認められる」との見解を示した。

 太田が「ドラマとかで見てると確定的な証拠がないとダメだみたいな見解多いじゃないですか」と指摘すると、「でも死体なき殺人とか目撃者なき事件とかいっぱいありますから。二人だけの密室の事件でどちらかを信用することで決まる刑事事件もいっぱいある」と回答。「今回は文春側の記事で女性とは初対面であるとか、携帯を没収されたとか、後輩芸人がアテンドしてパーティーを主催してそこで密室状態にしたとか。そういう状況証拠がありますから、それがA子さんB子さんの証言を強くさせることになると私は理解している」と語っていた。