お笑いタレントのほんこんが17日、ラジオ大阪「土曜の午後は、トコトンほんこん!」に出演。法務省が受刑者の呼び捨てを4月から全面的に廃止し、原則として「さん」付けで呼ぶことを発表したニュースにコメントした。

 この決定の背景にあるのが2022年に発覚した名古屋刑務所で刑務官による受刑者への暴行、暴言問題。第三者委員会によると名古屋刑務所では受刑者を「懲役」「やつら」と呼ぶことが横行し「人権意識が希薄」と指摘された。今後は受刑者にも刑務官を「先生」ではなく「職員さん」「担当さん」と呼ぶように求めるという。

 ほんこんは「これで解決になんのか?というたら、俺は見当違いやと思う」とバッサリ。「被害者の方がおられるというのを全く無視してるよな。俺らは若い時、映画とかで番号で呼ばれてて。ほんで名前になったんやろ? なら結構優しくなったんちゃう?と思うねんけどな。それはそれで人権の問題があんのやったら。でも、名前は名前やねんからそれでええやん。何でそこに『さん』を付けんねん」と首をひねった。

 また、そもそもこの対応がとられるきっかけについても「『さん』をつけたら暴言や暴行がなくなんのか?っていうか、そこは警察関係者の方がしっかりやればええだけのことやと思うねんけど。こういう些細なことでモラルが崩れていくのよ。しまいには『さま』とか呼べってなるんちゃうの?」と疑問を投げかけた。

 ほんこんは刑務所は罪を償う場だと主張し「そこで『さん』付けってなったら違う世界に来たとは思えへんやん。そこで『あ、ここに来たらこないなんのや』とか、『こういうこと二度と起こしたらあかん』とか思うため、更生の場やと思うねんけど」とピシャリ。「何か間違えたこと言うたかな?」とぶ然と言い放った。