立ち技打撃格闘技「RISE」の伊藤隆代表(53)が、全方位への開戦を宣言だ。

 年間最大興行となる「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京体育館)の会見が13日に行われ、白鳥大珠 vs イ・ソンヒョンなど新たに4カードが決定。すでに発表済みの王座戦やK-1との対抗戦と合わせ、伊藤代表は「バラエティーに富んだカードだと思います。選手にとっては厳しいかもしれないですが、これぞRISEというカードを組めた」と胸を張った。

 昨年に続くK-1との対抗戦が注目を集める中、今後については「ファンが望むカードがあればやるし、なければやる必要はない。そういう意味で変わらないです」というスタンスだ。年末に予定されている65キロ級トーナメントやタイトル戦にK-1ファイターが名を連ねる可能性もあるとした上で「うちとしては問題ない。K-1さん次第というか、強いヤツがどんどんベルトを取るべきだし」と訴える。

 反対にK-1のトーナメントへのRISEファイター〝殴り込み〟もあるという。「我々は構わないですよ。向こうのルールがクリアになるかどうかじゃないですか」と不敵な笑みを浮かべた。

 その視線はシンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」との本格開戦もとらえている。ONEといえば、1月有明大会での選手派遣を巡り〝不義理〟があったとして、K-1のカルロス菊田プロデューサーが「格闘技の仕事をしているなら、武士道をちゃんと守ってほしい」とONEのチャトリ・シットヨートンCEOを非難。日本の格闘技団体との間にあつれきが生じている。

 これに伊藤代表は「彼らのやり方が日本に合わないのはあると思います。彼らも求めていないのかもしれないけど、もっとうまくやればいいのにとは思いますね。でも、逆に(K-1も)もっとドシッと構えていていいんじゃないかなとも思いますよね」。その上で「うちは別にONEとケンカをしているわけじゃない。K―1さんと違うので。僕らは直接チャトリとも連絡を取れますから」と続けた。

「僕らは(欧州のキック団体)GLORYともやるし、ONEともやります。時が来たらONEも対抗戦で潰してやろうかなと。ONEもうちと向き合わざるを得ないでしょう。ぶっ潰してやりますよ」。24年の幕を開けるビッグマッチとなりそうだ。