力士の模範になれ! 大相撲の豊昇龍(24=立浪)の大関昇進祝賀会が12日、都内のホテルで開催された。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)ら約850人が出席し、故郷のモンゴルからも両親が駆けつけた。

 昨年名古屋場所で大関取りに成功。そこから3場所連続で勝ち越しと、昇進後も安定感を見せている。豊昇龍は「大関という地位は気にせずに、場所中は一日一番、しっかり取っていきたい。それがつながって2桁(勝利)とかになってくるし、優勝争いを頑張って大関の仕事を果たしたい」と看板力士としての自覚を改めて口にした。

 土俵上では闘志を前面に出す大関も、この日は上機嫌。参加者に向けて伝えたいことを問われると「これが豊昇龍、僕だよと。土俵の上では怖い顔しているけど、下ではそんな怖い顔してないよって」と笑顔で話した。

 角界内での期待も大きい。八角理事長は「昨年夏巡業の札幌で『1年以内に大関に上がるように』と激励した。これは、そのつもりで稽古に励めという意味。自分を追い込む稽古を続けることができれば、結果は自然についてくる。豊昇龍には、大関として600人の力士たちの模範になることを願っています」とハッパをかけた。

 豊昇龍は「お客さんたちにカッコいい姿を見せて、大関らしい取組をしていきたい」とさらなる活躍を誓った。