フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(中国・北京)で初優勝を果たした女子の坂本花織(23=シスメックス)が、今大会に懸けてきた思いを明かした。

 日本代表は11日、羽田空港に帰国。今シーズンの坂本はGPシリーズ第2戦スケートカナダと第5戦フィンランド大会、GPファイナルで優勝した。ここまでを振り返り「今年はGPシリーズで1位、1位、1位を目標にしていたので、達成できてホッとしています」と笑みを浮かべた。

 四大陸選手権、世界選手権で優勝している女子スケート界のエースだが、GPファイナルの表彰台には縁がなかった。3度目の出場で悲願を果たし「過去2回は、フリーのミスでメダルを逃してきたので、今年はなんとしてもつかみ取りたかった。ショートとフリーで少しずつミスがあったけど、その思いが演技に出せて、満足のいく結果となった」と胸を張った。

 絶好調の坂本は「今年はスタートダッシュをよくして、試合に勝っていきたかった。その気持ちが今も続いているし、いい方向に向かっている」と手応えを口にする。次戦の全日本選手権(21日開幕、長野・ビッグハット)に向けて「3連覇を目指して、精いっぱい頑張りたい」と意気込んだ。