来季からJ1浦和の監督に就任するペア・マティアス・ヘグモ氏(64)が、母国ノルウェーメディア「VG」に、日本行きの〝決め手〟を明かした。

 8日に監督就任が発表されたヘグモ氏は、ノルウェーで世代別代表の監督や男女のA代表を率いた経験があり、今季スウェーデン1部ヘッケンの指揮を執っている。同氏は浦和を通じて「ノルウェー人の誇りをもって、この素晴らしいクラブを指揮することとなり、名誉であると同時に、選手、スタッフを含めたクラブのみなさんとともに新たな航海へ乗り出すことが楽しみでなりません」とコメント。

 そんな同氏は同メディアの取材に対して、就任のいきさつについて「最終的な決断は難しくなかった。ノーとは言えなかった。浦和側は長期にわたって私をスカウティングし、私のサッカーに対する考え方、リーダーシップをチェックし、私と連絡を取る結論に達した。私はそのことをヘッケンに伝え、話はその通りに進んでいった。アジアで最も大きなクラブの一つが自分を求めており、ここで自分の考えやサッカー哲学を試したいと思った」と説明した。

 日本経験者からの後押しも決め手の一つ。同氏は「日本で働いたことのある同僚と話したことがあるんだけど、彼らは『日本のことをいくら褒めても褒め足りない』って言うんだ。(広島、神戸を指揮した)スチュアート・バクスターは日本で5年間監督を務めたが、『素晴らしい国であり、文化であり、クラブなのだから、イエスと言うべきだ』と言った。(元広島、清水監督の)ヤン・ヨンソンをはじめ、日本に行ったことのある選手たちからもそれは明らかだった」と明かした。

 また、スウェーデン代表監督就任が取りざたされていたことには「日本からのオファーがあったのはかなり前のことなので、それは問題にならない」と語った。