ボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級6位の〝神童〟こと那須川天心(25=帝拳)が、子どもたちの声援を力に変える。

 那須川は8日、都内で行われたボランティア団体「ピースプロジェクト」の認定NPO法人取得記念会に出席。同法人は「世界中の子どもたちの瞳を輝かせる」をテーマに掲げ、自然災害などで被災した子どもたちに対する支援やケアを中心に活動している。

 那須川は、18年から同法人が開催するプロジェクトに参加してきた。これまでを振り返り「格闘技をやってほしいというわけではなく、自分のやりたいことを見つけてほしいという思いで活動をしてきた。現役でいる間にこういった取り組みをすることに意味があると思っている。僕もキックからボクシングに転向してまだチャレンジャーなので、みなさんと一緒にいろんなことにチャレンジしていきたい」と呼びかけた。

 那須川は、子どもを試合会場へ招待することに強いこだわりを持っている。その意図について「会場に来て、見てもらうということは本当に大事。いろんな方に来てもらって、何かをそこで感じ取ってもらえれば」と力説した。

 注目の次戦は、1月下旬に関西地区での開催が予定されている。「学生や子どもはエネルギーが強くて、逆に元気をもらっている。いただいたパワーを糧に進化した姿を見てもらえると思う」と力強く意気込んだ。