論争再燃か。イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(25)が、2日のウルバーハンプトン戦でふくらはぎを痛めて途中交代。ベンチ外となった5日のルートンタウン戦後、ミケル・アルテタ監督は会見で「彼は検査を受けたが、良いニュースではない。ふくらはぎを痛めていて、しばらく離脱することになる」と長期離脱する見通しを明かした。

 この事態を受け、冨安は6日に自身のインスタグラムで「ケガすることは嫌だけど、より強くなるための機会と信じている。まだ過程ってことですね。ブレない。継続」と思いをつづった。冨安は3月に右ひざを手術したほか、ふくらはぎも昨年2月など再三負傷しており、毎年のように離脱を繰り返している。今回、古傷が再発したことで、今後議論となってきそうなのが代表への招集見送り論だ。

 森保ジャパンでは欧州組の主力が所属クラブでの過密日程や、代表活動時の長距離移動を強いられて酷使の懸念が高まっている。そこで格下相手のW杯アジア2次予選や親善試合などは、代表招集を見送るべきとの議論が沸騰。特に冨安については「招集をどうするかも含めて、これからより慎重な起用法が求められる」(冨安をよく知る関係者)との指摘もあり、負傷がなくても代表招集を見送って、負担を減らす対策が焦点となりそうだ。

 森保一監督は欧州組の酷使について「選手のコンディション状況によって、招集する、しないは判断していきたい」と柔軟に対応する方針。〝冨安問題〟が代表招集のあり方に影響を及ぼすことになるのか。