メーガン妃の友人である作家オミッド・スコビー氏の暴露本「エンドゲーム」のオランダ語版が発売中止となった。産まれてくるアーチー王子の肌の色をめぐり人種差別発言を放った2人の人物の名前が、誤って記載されていたという。英紙デーリー・メールが28日に報じた。

 出版元のXander社は「エンドゲーム」のオランダ語訳にミスがあったため「販売を一時中止する」と発表した。問題の部分は「現在修正中」だという。英語版では問題発言の人物は名前が伏せられている。

 2021年に米CBSのオプラ・ウィンフリー氏のインタビュー番組で19年にアーチ―王子の出産を控えていたメーガン妃について、ある王室メンバーが「生まれたときの肌の色がどれくらい黒くなるだろう」と語ったことを明かし、大きな波紋を呼んだ。この件でメーガン妃とヘンリー王子と、王室メンバーの溝はさらに広がった。

「エンドゲーム」でこのような発言をした王室メンバーは「2人いた」と記述されていたが、実名は伏せられていた。疑惑の2人の身元は明かされておらず、スコビー氏は本の中で名前を知っているものの「イギリスの法律により、誰であったかを報告することはできない」と語っているという。
 
 なぜこのような重大なミスが起きたのかは不明だが、当時、チャールズ国王は、自身に向けられた疑惑を否定。ウィリアム皇太子もマスコミに対し「私たち英王室は決して人種差別主義者ではない」と主張していた。

 ヘンリー王子は回顧録「スペア」発売前に王室による「人種差別」を告発したことを否定。「無意識の偏見」だったと語っている。