女子プロレス「スターダム」を運営するブシロードファイトの新社長に就任する岡田太郎氏が20日、団体改革を誓った。

 この日、ブシロードファイトは原田克彦社長が12月1日付で退任し、新社長には現「劇団飛行船」社長の岡田氏が就任すると発表。岡田氏は11月30日付で劇団飛行船の社長を退任する。

 都内で行われた会見で、岡田氏は「今のスターダム、正直厳しいところが見受けられるんではないかと思います。選手が会見やSNS、一番大事なリング上で戦いを繰り広げていますが、いろいろな心配ごとで、お客さまが集中して楽しめない状況が続いているんじゃないかと自分も感じております」と指摘。

 その上で「それを改善するために、僕は体を張ることはできないですが、運営、経営、これを身をもって受け止めることでいろいろ解決できたり、選手の皆さんが楽になる、そういった方法はあると思います」と述べた。

 スターダムは5日の茨木・牛久大会で、試合開始時刻が午後1時から午後3時30分に変更になったことを大会前日に発表。急な変更と団体の対応にファンから厳しい声が殺到し、牛久大会当日と18日の大阪大会前には、木谷高明オーナーがファンの前で謝罪するに至った。

 現在はブシロードファイトの社員と希望選手を対象に、人事担当者との面談を実施中。岡田氏は進捗状況を説明した上で「先日ご迷惑をおかけしました牛久大会以外にも、いろいろ改善すべき点が挙がって参りました。こちらは改善すべく、この後、調査に入ります。すぐに解決できるもの、慎重に解決しなければいけないものがございます。社内のしかるべき審査を通して発表して参りますので、お待ちいただければと思います」とした。

「選手、スタッフ、ファンの皆さまでつくり上げて、スターダムをこのままもっともっと素晴らしい団体にして、女子プロ界、プロレス界に貢献できたらと思います」と誓った岡田氏の手腕に期待がかかる。