「女芸人№1決定戦THE W」で3年連続ファイナリストになるなど実力派お笑いコンビとして注目を集める「Aマッソ」。ネタ作りを担当し、コンビの頭脳でもある加納愛子(34)がエッセー集「行儀は悪いが天気は良い」(新潮社)を刊行した。本作では学生時代から若手芸人時代、友人のフワちゃんの素顔についてもつづっている。そんな加納に前所属事務所「松竹芸能」を“クビ”になった真相を直撃した。

 ――自身2冊目のエッセー

 加納 1冊目は自分にしか書けないエッセーを書くぞみたいな気合があったんですけど。今回は肩ひじ張らずに素直に書けた気はしますね。

 ――若手時代を振り返って

 加納 感じは悪かったと思いますね。あんまりニコニコしていなかった。感じ悪いクセにスベるし(笑い)。

 ――あいさつをせずに先輩に怒られたことも

 加納 あいさつはした方がいいですよね、本当に。今、後輩とかであいさつせえへんヤツおったら普通にムカつきますもん。「こんな感じやったんや、私」って思います。力入ってましたね~。

 ――邪険な扱いをされてムカついた先輩芸人のエピソードも。差し支えなければ名前を…

 加納 ブチギレられそうなので出せないですね。イヤな人なので(笑い)。絶対ネットニュースにするやろ!

 ――ネットニュースといえば、友達のフワちゃんの遅刻癖が炎上している

 加納 1回も時間を守ってもらったことない。

 ――どのくらい待たされる?

 加納 1日(笑い)。旅行も1日目に飛行機乗り遅れて、2日目から合流。ただ、謝り方がめっちゃ面白いんですよ。テレビには出せないんですけど真っ裸で謝ってきた。

 ――松竹芸能をクビになったのは、売り出し中の「キンタロー。」をツッコミと称して蹴ったからとされるが

 加納 あはは。あれはネタです。オーディションでのウチらの態度が悪くて、社員から「そんな態度やったら辞めてもらってエエで」って言われて。ウチらも売り言葉に買い言葉で「辞めたらあ」みたいな。その時に(同じ松竹の)「キンタロー。」がすごく売れていたので、面白おかしく「『キンタロー。』を蹴って辞めました」というエピソードトークをしてたら、ホンマに蹴って辞めたことになった。

 ――相方(村上愛)との関係に変化は

 加納 もう若手の時ほどイラ立たなくなりました。以前は自分がやりたいネタを渡して「そうじゃない、ああじゃない」と言ってたんですけど。今はアイツを生かすようにネタの書き方もちょっと変わってきたかもしれないです。

 ――最近、怒りを感じたこと

 加納 割と穏やかにやってます。対外的な怒りを感じる暇がなくなってきたかもしれない。昔は暇やったんで、あいつムカつくって(笑い)。今は自分の仕事を成立させなければいけないという焦りがあります。

 ――今後の目標は

 加納 もっと売れたいし、映像作品の本を書きたいというのはあります。40歳ぐらいまでにいい時間帯でドラマの脚本やりたいなあ。長編小説も書きたい。(40歳まで)あと5年かあ。45歳ぐらいまでに!

2冊目のエッセーを刊行
2冊目のエッセーを刊行

 ☆かのう・あいこ 1989年2月21日生まれ。大阪府出身。2010年に小学生時代からの幼なじみの村上愛とお笑いコンビ「Aマッソ」を結成。「女芸人№1決定戦THE W」では3年連続ファイナリスト。