国内男子ゴルフツアー「ダンロップフェニックス」最終日(19日、宮崎・フェニックスCC=パー71)、首位から出たアマチュアの杉浦悠太(22=日大)が4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で逃げ切り、通算12アンダーでツアー史上7人目となるアマチュア優勝を果たした。

 頂点を目指してスタートした最終日。出だしの1番パー4で左の林に入れてボギースタートとするも、5番パー4、7番パー5で取り返して4打差をつけてサンデーバックナインへと突入する。しかし優勝への重圧からか、11番パー3でダブルボギー、続く12番パー4では3パットのボギーが来てしまう。それでもずるずる崩れない。16番パー4でバーディー、最終18番パー5もしっかりバーディーで締めて歓喜のときを迎えた。

 ツアー史上7人目のアマチュアV。昨年に2大会を制した蟬川泰果に続いた。これまでも1980年の倉本昌弘、07年の石川遼、11年の松山英樹らが達成しており、杉浦もその一人となった。また今大会に限れば、アマチュアとしての優勝は史上初。過去の優勝者は、タイガー・ウッズ、トム・ワトソン、アーニー・エルスら海外のビッグネームのほか、尾崎将司、中嶋常幸、松山ら日本人選手もそうそうたる顔ぶれ。杉浦も、その仲間入りを果たした。

 となれば、プロ宣言のタイミングも気になるところだったが、杉浦は優勝インタビューであっさりと回答。「記念すべき50回大会で優勝することができて本当にうれしいです。アマチュア最後にうれしい結果で終われて、これからプロとして活躍できるように頑張りたいです」。今大会優勝の権利で今週の「カシオワールドオープン」、来週のツアー最終戦「日本シリーズJTカップ」の出場権と来季からの2年シードの権利を得た。

 昨年の「日本オープン」3位などツアーレベルでも結果を残してきた逸材。今後どのような成長を遂げていくのか。先がより楽しみになってくる優勝だった。