全日本プロレスの〝暴走男〟諏訪魔(46)が不穏予告だ。

 19日は異例のダブルヘッダー出場となる。午前11時30分開始の天龍プロジェクト後楽園ホール大会では、田村男児と保持するUNタッグ王座のV4戦で鈴木秀樹、佐藤光留組と対戦。その後、新幹線で名古屋に移動し、午後5時30分開始の全日本・名古屋国際会議場大会では鈴木とのコンビで、サイラス&ライアン・デイビッドソンとの「世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦が組まれているのだ。

「昼間に鈴木秀樹とやって、夜は組むって…いったいどうなるんだよ? どっちかが、夜の試合に出られない可能性が高いな」と頭を抱える。

 しかも、犬猿の仲である鈴木とのコンビは、常に空中分解のリスクをはらんでいる。公式戦の戦績はここまで1勝1敗だが、試合後はお互いに「バカ」呼ばわりする始末。2003年の平成時代に長州力と橋本真也が「何がやりたいんだ、コラ!」「なめてんのか、コラ!」と舌戦を繰り広げた場面は「コラコラ問答」と呼ばれているが、諏訪魔と鈴木の応酬は「令和のバカバカ問答」と言われているとか。

「この前、ようやくまともな(試合交代の)タッチができるようになったばかりだからね。少しずつ意思疎通ができて彼のことがわかり始めたのに、ここで戦ったら…」と、暴走男の不安は尽きない。

 くしくも今回の天龍プロ後楽園大会には、闘病生活を送っていた〝ミスタープロレス〟こと天龍源一郎が、約1年3か月ぶりに天龍プロの会場を訪れる。

「すげえなって思いますよ。不死身の男だなって。久々にお会いできるのを楽しみにしてます」と大先輩に敬意を表しつつも「鈴木秀樹との試合だからな。正直、どうなるかわからない。もしかしたら、天龍さんを怒らせてしまうかもな」とにやり。〝御前試合〟に不穏な空気が漂ってきた。