大岩ジャパンで衝撃デビュー弾の〝新怪物〟FW福田師王(19=ボルシアMG)が、森保ジャパンの〝最終兵器〟となるか。

 U―22日本代表は18日に行われたU―22アルゼンチン代表戦(アイスタ)で5―2とゴールラッシュで圧勝。来夏のパリ五輪へ向け、大きな手応えを得た。

 中でも最大の収穫となったのが、初招集の福田だ。4―2で迎えた後半41分に投入されると、そのわずか2分後、得意とする相手守備陣の裏を突く抜け出しから、左足で豪快ゴール。今春にJリーグを経由せずドイツの名門ボルシアMGに入団して驚異的な成長を遂げる怪物ストライカーが、大岩ジャパンのデビュー戦でいきなり離れ業をやってのけた。

 強烈な存在感を発揮した福田に、大岩監督は「まだまだ彼は発展途上」としつつも「大きな期待はしている」。さらに、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「19歳の選手が全然できる」とした上で、A代表での可能性にも「MF佐野(海舟=鹿島)とかFW細谷(真大=柏)が出ても十分できた。つまり、19歳の選手もそこに出ても大丈夫ということだ。今日出た福田君、MF福井(太智=バイエルン・ミュンヘン)君も十分出れるレベル」と太鼓判を押した。

 デビュー弾に「シュートは自信があったので…決めちゃいました」と〝ドヤ顔〟を見せた福田も、すでに来夏のパリ五輪経由での2026年北中米W杯出場を視野に入れている。「もう、はい。次のW杯絶対に出たいので。ここから地道に結果を残していって、本当に」と大舞台への野心を明かす。

 そのためにも「まずは(五輪の)アジア予選(メンバー)に入ること。そしてチームを勝たせて五輪に出る」と、まずはパリで大きく飛躍する覚悟だ。

 カタールW杯では大会直前にMF三笘薫(ブライトン)やFW前田大然(セルティック)ら東京五輪世代が急成長し、主力となった。すでにパリ五輪世代からもA代表への抜てきが続いている。それだけにストライカーとしての資質を全て兼ね備えた福田が大ブレークし、最終兵器となる可能性も十分ありそうだ。