2034年W杯の開催地に内定した中東のサウジアラビアが〝夏開催〟を視野に入れていると、欧州メディア「フランス24」が報じた。

 これまでW杯は欧州のシーズンオフとなる6、7月に開催されてきた。しかし、昨年大会を開催した中東のカタールは夏場の気温が40度を超えるため、史上初めて冬季開催(11月開幕)となった。再び中東サウジアラビアで実施される予定となり、冬開催が見込まれていることに、大幅なシーズン変更を迫られる欧州各国リーグからは疑問の声も出ている。

 そんな中、同メディアによると、サウジアラビア連盟のヤセル・アル・ミセハル会長は「あらゆる可能性に備える準備ができている」と〝夏開催〟も視野に入れているという。サウジアラビアの夏場は日中の気温が50度にも達することもあるが「スタジアムの冷房やエアコンの追加に、役立つ新しい技術があります。また王国は夏に非常に素晴らしい雰囲気を楽しむ都市がたくさんある」と語った。

 サウジアラビアW杯の開催時期については国際サッカー連盟(FIFA)と協議していくとみられる。ただ夏開催となれば試合だけではなく、当地を訪問するファンへの対応なども懸念されることになり、大きな波紋が広がりそうだ。