サッカー女子のパリ五輪アジア2次予選(ウズベキスタン)で、C組のなでしこジャパンはウズベキスタンに2―0で快勝した。しかし、2得点後、無理に攻撃せずパス回しを繰り返す消極的な姿勢を、中国メディアは辛辣に批判した。

 中国メディア「新浪体育」は「醜い日本サッカー 八百長で中国を潰そうとしている」という記事を掲載。「中国はタイを3―0で破り、グループ初勝利を収めたほか、出場権獲得の希望を持ち続けた。しかしこの努力が水の泡になるかもしれない。五輪予選ほどのレベルの大会でパス回しに終始し、八百長をするチームが現れるとは誰も予想していなかった。しかも、女子W杯で優勝した日本が、だ」と猛批判した。

 日本の意図は不明だが、後半あえて攻めなかったのは最終予選の方式が原因と言われている。最終予選に進出できるのはA~C組の各1位と、2位で最高成績を収めたチームの4か国。日本がC組1位で突破し、ウズベキスタンが2位最上位で突破すれば、日本はA組1位が濃厚の強豪オーストラリアとの対戦を回避できる格好となる。

 ルールを伝えた上で同メディアは「最終節でウズベキスタン代表がグループ最弱のインドを5―0以上で破ることができれば、グループ2位で次のステージへ突破する。となれば、中国が最終節で韓国に勝ったとしても、中国は日本の〝暗黙の了解〟の犠牲となり、二次予選で敗退してしまうだろう」と分析した。

 また中国メディア「網易」も「中国女子サッカーに悪いニュース! 日本が八百長をしたことで、状況はさらに悪化した。最終戦で韓国に勝っても、敗退する可能性がある」との記事を掲載し、批判した。

 なでしこの戦い方が波紋を広げている。