米ジョージア州シュガーヒルにあるダンキンドーナツで、こぼれたホットコーヒーにより、膝に大やけどを負ったとして女性客が同社を訴えた裁判は今週、300万ドル(約4億5000万円)で和解したことが分かった。

 米ニュースサイト「TMZ」によると、同州アトランタ在住の高齢女性は2021年2月、同ドーナツ店のドライブスルーで受け取ったコーヒーカップのふたがしっかりと固定されていなかったため、コーヒーが膝の上にこぼれ、皮下組織にまで及ぶ3度熱傷を負ったとして提訴した。

 訴訟で原告は、やけどにより広範な皮膚移植を受け、再び歩けるようにリハビリ治療を受けていると主張。20万ドル(約3000万円)以上の医療費を負担し、現在も1日に数回クリームや軟膏を塗る必要があり、日常生活に支障をきたしていると訴えていた。

 同様の裁判で有名なのは「マクドナルド・コーヒー訴訟」。1992年2月、米ニューメキシコ州アルバカーキのマクドナルドのドライブスルーで購入したホットコーヒーがこぼれ、高齢女性がやけどを負ったとして、同社を訴えたケースだ。この裁判は94年、原告が「懲罰的損害賠償」の陪審員評決を勝ち取り、今回と同額の300万ドルを勝ち取っている。