タレントの高橋凛(33)が7年ぶりの写真集「抱いて」(17日、ワニブックス)を発売する。体重17キロ増に悩んだ過去を乗り越え、とある人気タレントへの憧れを胸に挑んだ撮影では大胆ショットにチャレンジしている。

 ――写真集の発売は7年ぶり

 高橋 30歳過ぎてからグラビアに対する気持ちがさらに熱くなってきて、やっと念願かなって今年出せることになったのでうれしいです。

 ――熱い思いを抱くようになったキッカケは

 高橋 事務所を移籍したんです。(先輩の)橋本マナミさんが神様のような人だと思っていて。若い世代の女の子に「誰に憧れてるの?」って聞いて名前を挙げる人もすごい多いんですよ。私も「高橋凛みたいになりたい」って言ってもらえるタレントになりたいんです。

 ――橋本マナミ推し?

 高橋 自分が暗かった時期とかにドラマとかバラエティーで笑わせてもらったり。マイナスに思ってたり悩んでたことも吹っ切れたりして。とにかく目標なんです。

しっとりした表情の高橋
しっとりした表情の高橋

 ――苦しい時期を経験した

 高橋 2017年から19年の間で17キロ太ってしまって…。

 ――17キロ!?

 高橋 グラビアやってて「ちょっと太ったね」って言われることとかがあって、ストレスで食に走っちゃったんです。「痩せないと」と思って断食しても結局“ドカ食い”しちゃって、今度はその罪悪感で過食嘔吐っていう病気になったり…。

 ――今はスタイルを戻した

 高橋 理想の自分になれてます。筋トレとかにハマって、自宅でスクワットを50回以上やったり、プランクっていう体幹トレーニングに挑戦したり。そうしたら今度は鍛えたい部分が増えてきて、1日1時間くらいするようになっちゃって。

 ――なかなかハード

 高橋 でも歩くだけでもいいと思うんです! 1日10分、何か自分ができそうな運動がオススメで、1駅歩くとか。夜飲み帰りできつかったら朝歩くとか。ストレッチも良いと思います。

 ――そんな理想の自分で撮影に臨んだ

 高橋 おしりを出しました! あとは泥だけで大事なところを隠すグラビアとか。33歳にしか出せない色気とか野生の感じに挑戦したくて。

 ――泣き顔ショットも

 高橋 (撮影地の)沖縄でうまく撮れなくて、不安で悔しくて泣いちゃったんです。この写真集を絶対売る!って思いが強すぎて…。でもその瞬間も含めて残しておきたかったので、“泣き顔ショット”を入れました。

 ――必見だ

 高橋 泣いてからはスッキリして「裸になれるぞ!」くらいの気持ちでしたね(笑い)。

髪をかき上げる高橋
髪をかき上げる高橋

 ――タイトルは「抱いて」

 高橋 自分で付けました。3文字でインパクトあるなって。あとはカメラのレンズを向けられてる時は「抱いて」っていう優しい気持ちになってるんです。

 ――ちなみに誰に抱かれたい?

 高橋 え!(笑い)。…でもやっぱりファンの方ですかね。ファンの方がいなければ10年もお仕事できなかったと思いますから。

 ――ファンは今大喜びだ

 高橋 番組とか写真ではファンと直接会えないので、こっちの気持ちは伝わらないんです。だからずっと頭の中で「抱いて、抱いて?」って思いながら、それが伝わるように撮りました。

☆たかはし・りん 1990年8月9日生まれ。新潟県出身。2021年に行われた「令和の三十路グラドル総選挙」で1位を獲得。22年には格闘技イベント「THE MATCH 2022」の那須川天心VS武尊戦でラウンドガールを務め、大きな話題となった。15日に東京・ブックファースト新宿店で発売記念イベントを開催する。