西武・中村剛也内野手(40)が19日の日本ハム戦(ベルーナ)で17号ソロを放った。これで通算本塁打数を471本(歴代12位)とし、歴代11位の田淵幸一氏(474本)に3本差と迫った。
場面は3―4と1点差を追う6回。日本ハム2番手・ロドリゲスの151キロツーシームを完璧にとらえ、左翼スタンド上段に放り込んだ。完璧な手応えに中村は打球が上がった瞬間、打球の行方を追うことなく目を切り、一塁キャンバスに向かって走り出した。
中村のコメントはもちろん「打ったのはツーシームです。打てて良かったです」の定型文だった。