ボクシング転向2戦目から一夜明けた〝神童〟こと那須川天心(25=帝拳)が20日に会見を行い、格闘技への〝偏愛〟を語った。
試合は、メキシコ・バンタム級王者のルイス・グスマン(27=メキシコ)から2度ダウンを奪うなど圧倒し8ラウンド(R)判定勝ち。しかし4Rにアクシデントが発生し、パンチを打った際に際に左拳を痛めていた。
会見冒頭で21日に病院で検査を受けると明かした那須川は「昨日の状態から悪化している感じではないので。骨が折れたとかではないと思うので、しっかりと、すぐ治したいです。1週間くらいで治らないかな…」と現状を説明。するとここから徐々に話は脱線し「左手が使えなくてもできることはある。(早く練習を)やりたいんですよ。格闘技やってないとおかしくなっちゃうと思う。本当に格闘技が大好きなので。格闘技しか熱中できることがないので」と熱い格闘技への思いを告白。その後も止まらぬ思いを吐露し続けると、ついには「ずっと格闘技をやってきて、格闘技が大好きなんで、もう、格闘技になりたいんです」と告白をした。
なお、父で「TEPPEN GYM」の那須川弘幸会長からは「試合終わって控室来て『もっとこうしたほうがよかったんじゃないか』というような話はしました。なかなかいつも褒められないので、いつも通りっていう感じです」と叱責されたことを明かす。弘幸会長が中指を立てるしぐさを見せたことが物議を醸したが「パフォーマンスなんじゃないですか?」と笑い飛ばしていた。