伊勢崎オートの「第45回東京スポーツ杯」は19日、開幕する。今節はナイター開催で3日間の短期決戦。S級不在でA、B級の選手による戦いだ。その中でV候補筆頭は伊藤正真(31=伊勢崎)だ。

 前節のGⅠ・ムーンライトチャンピオンカップは2、1、1着と快走し準決勝戦に進出したが、3着と惜敗し優出を逃した。「準決勝戦はタイヤが良くなかった。最終日はいいタイヤに替えたけど、もうヤマが低かった。エンジンはずっといい状態で走れたし、言うことはなかった」とエンジンよりタイヤに泣いた格好だ。

「タイヤがないので探さないと。エンジンは乗って調整は考える」と、まずは使えるタイヤ探しが優先課題だ。

 今節は追加参戦だが、初日はメイン12Rの8番車での出走となった。「大役ですね。人気を背負いそうでプレッシャーがかかる」と苦笑い。それでも「ムーンライトの時も何回か人気を背負ったし、しっかり応えられるように頑張りたい」と気合を入れる。

 GⅠの前の節は優勝を飾っている。この2節は9戦5勝、2着2回、3着2回とすべて連に絡む。気配は引き続き良く、期待に応えてくれるはずだ。