米テスラ、スペースX最高経営責任者(CEO)で旧ツイッター「X」オーナーのイーロン・マスク氏が18日、千葉・幕張で起こした〝自由すぎる行動〟がSNS上で話題となっている。

 17日に電撃来日したマスク氏は一夜明けた18日夜、千葉・幕張で行われた音楽フェス「SONICMANIA(ソニックマニア)」の会場に姿を見せた。目的は事前に〝匂わせ〟投稿していた通り、元パートナーでカナダ人アーティスト・GRIMES(グライムス)のライブだった。

 21時過ぎにグライムスの出番がスタートすると、マスク氏は自身のXアカウントでおもむろにライブ生配信を開始した。だが会場のファンの多くは、まさかイーロン・マスクがその場にいることは知らなかったはず。グライムスのアクトと作り込まれた映像に酔いしれたくて集ったファンにとって、スマホを手にステージをうろつく中年男性はかなり気になったようだ。

 ステージ上を自由に歩き回り、スマホをグライムスに向け続ける大柄な男性に、ファンは「演出に集中できない」と徐々にイライラ…。じきにその人物がマスク氏であることが広まり始めると、Xのタイムラインは「イーロン 邪魔」というワードに関連した投稿が大量投稿される事態となった。

 一方で「おじさん邪魔だよと思ったらイーロン・マスクなのか」「イーロン・マスク、思ってた100倍邪魔でワロタ」などと、世界的CEOが日本ではっちゃける姿を微笑ましく受け止める声も見受けられた。

 そんななか、この夜主役のグライムスは自分のファンが元カレに向けるキツい視線を気にする様子もなく、終始ノリノリでDJアクト。「アリガト!トーキョー!」とご機嫌にライブを打ち上げた。