テニスの4大大会「全仏オープン」の女子ダブルス3回戦で、加藤未唯(ザイマックス)とアルディラ・スーチャディ(インドネシア)組が失格となった騒動が波紋を広げている。

 この試合で加藤が相手コートへ向けて返した球がボールガールに直撃。審判は一度は警告としたが、その後に対戦相手のマリエ・ブズコバ(チェコ)とサラ・ソリベストルモ(スペイン)組が抗議した結果、裁定が変わって失格処分となった。テニス界からはブズコバとソリベストルモが不戦勝を狙ったとして批判が殺到している。

 こうした中、チェコメディア「BLESK.CZ」はブズコバのコメントを掲載。同選手は「その女の子(ボールガール)は泣いていたので痛かったのだろうし、それなりの衝撃はあったのだろう。私たちはただ、審判に『何が起こったのか、よく見てほしい』と言いたかっただけです。あの子はその後15分間、本当に泣いていた。その後は彼に任せました」と審判に対する抗議の内容を説明した。

 さらに「おそらく、それほど女の子が動揺していなければ、対戦相手(加藤組)は警告を受けるだけだったでしょう。それは常に審判の判断次第だ」「あんなふうにコートを去るのは変な感じだから、居心地が悪かった。観客も不満だったようですが、私たちだけのせいではありません」と、あくまで審判の判断であることを強調した。