【米マサチューセッツ州ボストン30日(日本時間31日)発】レッドソックスが今季の来場者プレゼントを追加発表した。7月26日(同27日)のブレーブス戦でアレックス・バードゥーゴ外野手(27)の冷却ヘッドバンドが、8月30日(同31日)のアストロズ戦で吉田正尚外野手(29)の金色の空気注入式ダンベルがそれぞれ7500人にプレゼントされる。

 吉田の来場者プレゼントはメジャー移籍後、初。レッドソックスが主力選手として完全に認めたことを意味し、新人がシーズン中に起用されるのは極めて異例だ。最近の新人日本選手でいえば、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は2018年に首振り人形が配布されたが、開幕前に発表されていた。

吉田でおなじみの「金色ダンベル」(ロイター)
吉田でおなじみの「金色ダンベル」(ロイター)

 今季、レッドソックスではホームランを打った選手はベンチではハイファイブの代わりに、金色の空気注入式ダンベルを両手で掲げたセレブレーションをしている。吉田を象徴するアイテムとしてファンにはすっかりおなじみだ。

「YOSHIDA」「7」「MASATAKA」とプリントされており、ファンにとってはお宝間違いなしだ。今後、ファンが期待するのは米国では一番人気がある首振り人形だろう。