オリックスからトレードで巨人に加入した鈴木康平投手(29)が26日の阪神戦(甲子園)で移籍後、初失点となる2失点。チームは1―2で逆転負けを喫した。
 
 1点リードの7回に登板し死球と3連打で移籍後初失点。2失点で黒星を喫した。「K―鈴木」の登録名でオリックスで5シーズンを過ごした鈴木だったが「すごい応援が独特だなあと。パ・リーグにない応援で。普段、自分もゾーンに入って応援が入ってこないんですけど、頭に。(甲子園では)応援が入ってきちゃって。飲み込まれたみたいになりました」と聖地での登板を振り返った。

 もちろんやられたままでは終わらない。最速158キロ右腕は「真っすぐ一本だと相手もプロですし、通用しないのも分かっている。配球の方も考えていかないといけない」と話すと「やられたらやり返す。もちろん。(次回は虎党の声を)自分への声援だと思ってやる」と前を向いた。