松戸競輪のF2ナイター「ルーキーシリーズ2023」が26日に開幕した。6Rのガールズ新人予選1には卒記クイーンの松井優佳(24=大阪)が登場。圧倒的な支持を集めたものの3着に敗れた。

 松井は迷わずSを取ると鐘から突っ張り先行。五味田奈穂(25=千葉)の巻き返しは合わせ切ったが、熊谷芽緯(19=岩手)の真後ろからのまくりにはさすがに対応できず、人気に応えることができなかった。
「1人入れちゃったらフタされると思ったので突っ張りました。流し過ぎちゃって、そこを出られてしまった。3・3(バンク)で難しかったし突っ張り切る脚もなかったです」と反省の弁。

 それでも3着に踏ん張り、力のあるところは見せた。ダッシュ自慢で得意戦法はまくりだが「前受けから突っ張って駆けたり、飛び付いたりする練習もしています」と戦法の幅を広げようと努力をしている。この敗戦で課題も見つかったはずで、また一つ成長したことだろう。

「2日目は不甲斐なかった初日の分まで頑張ります」

 27日の新人予選2では、今度こそ先頭でゴール線を通過してみせる。