まさに危機一髪だ。巨人の岡本和真内野手（２６）が「４番・左翼」で出場した２６日の阪神戦（甲子園）で、中堅のブリンソンとあわや大惨事となるアクシデントに見舞われた。

　１点リードの４回二死一塁の場面。大山の放った打球はぐんぐんと伸びていくと、この日２試合連続で左翼の守備に就いた岡本和の元へ。左翼フェンスぎりぎりで既に捕球体勢をとっていた岡本和だったが、ここに猪突猛進してきた中堅・ブリンソンが飛び掛かるようにして激突した。

　岡本和の上を飛び越えるようにしながら白球をなんとかグラブに収めたブリンソンだったが、鼻の上を抑えて苦悶の表情…。原監督も険しい表情を浮かべると、岡本和もぼうぜんとした表情で痛がる助っ人を見つめるほかなかった。

　同コンビでの左中間はまだこの日で２試合目。息を合わせながら、不要なけがは未然に防いでいきたいところだ。