F1で史上最多タイ7度の年間王座を誇るルイス・ハミルトン(38=メルセデス)が、2026年から始動するアストンマーティン・ホンダに電撃移籍する可能性が急浮上してきた。

 ハミルトンは今季かぎりでメルセデスとの契約が切れるため、その去就に注目が集まっている。すでに名門フェラーリが年俸4000万ポンド(約69億円)の破格オファーを準備する中、新たな動きが出てきた。

 英紙「デーリー・エクスプレス」は、スポーツ専門放送局「スカイ」の著名ジャーナリストのクレイグ・スレーター氏の見解として「ハミルトンがメルセデスを離れる場合、アストンマーティンに移籍する可能性がある」と報道した。

 スレーター氏は「ハミルトンがアストンマーティンに移籍するのは数年後だろう。人々は今、そのことについて話し始めるかもしれない」とハミルトンの電撃移籍の可能性を指摘。「私はこれ(ホンダとの契約)が本当に大きなものだと思うし、スポーツ界におけるアストンマーティンの地位を変えるものだと思う」とF1の勢力図を変えると予測した。

 26年から始動するアストンマーティン・ホンダを巡っては、角田裕毅(アルファタウリ)の将来的な移籍も取りざたされており、ドライバーが誰になるのか注目の的となっている。