ヘンリー王子とメーガン妃が、バッキンガム宮殿内で何が起きているかを題材にしたネットフリックスによる新作長編ドキュメンタリーを計画中だという。24日に英紙ミラーが伝えた。
夫妻は過去のバッキンガム宮殿内での体験に焦点を当て、王室での生活をテーマにした新作ドキュメンタリーの制作に入る交渉をネットフリックスと始めているという。12月に配信され、物議を呼んだドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」に続く作品となる。
王室のある関係者はフランスの「クローザー」誌に対して、ヘンリー王子夫妻が「ハリー&メーガン」とヘンリー王子の回顧録「スペア」が、自分たちの真実について「多くの細かいニュアンスを欠いていた」と不満を感じていることが、新作制作に踏み切った理由だと証言している。
同関係者は、「夫妻がそれで高額な報酬を得ることは間違いないでしょう。メーガン妃は実現を強く望んでいますが、ヘンリー王子は慎重に行動したいと考えているようです。それでも自分たちのストーリーの権利に対して、どのような金額を望むかについて話し合っています」と明かしている。
ただしヘンリー王子夫妻は、ロイヤルロッジからの〝撤去問題〟で渦中にあるアンドルー王子に対するBBCジャーナリストのエミリー・メイトリス氏の2022年のインタビューを映画化した「スクープ」への世間の反応を見てから最終決断を下す方針だという。
同作品は6月2日から配信される予定で、ルーファス・シーウェルがアンドルー王子を、ジリアン・アンダーソンがメイトリス氏を演じる。刺激的な内容になることが予想されており、ヘンリー王子夫妻はかなり慎重になっている模様だ。
チャールズ国王の戴冠式出席などにより〝暴露行為〟は一時中断されていたが、再度動き始めたヘンリー王子とメーガン妃。また世間に大きな波紋を呼ぶことになりそうだ。