DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が17日、自身のツイッターとYouTubeチャンネルを更新。16日の広島戦(横浜)で先発したものの来日後最短となる2回でKOされ、2戦連続7失点の大乱調に終わったばかりだったが、日々の〝ルーチンワーク〟は崩さなかった。

 この日、まずツイッターには英語で「この球場はスイートだった!」とのコメントともに動画を投稿。動画の内容は9日の巨人戦で2度目の一軍先発マウンド(6回7失点でKO)に立ったハードオフエコスタジアム新潟の全景や試合前の様子について、自らが撮影しながら解説する42秒間のショートムービーとなっている。

 また、同日には自身が経営する映像制作会社「MOMENTUM」のYouTubeチャンネルに「野球版:笑ってはいけない」というタイトルで20分弱の新たな動画もアップ。「サイレント図書館、考案者の松本人志さんをリスペクト!  大ファンなので野球版を作りました!」との解説が添えられ、バウアーら5人のメンバーがカードを引き、運悪く〝ドクロマーク〟に当たってしまった人物が罰ゲームに耐える様子を他のメンバーも必死に笑いをこらえながら見守るシーンなどが収録されている。

7失点降板後もベンチでくつろぐバウアー
7失点降板後もベンチでくつろぐバウアー

 ただ、17日現在のバウアーは2連敗中で防御率も8・40。大炎上を喫した翌日だけにSNS上は賛否両論のようだ。ツイッターに対してはユーザーから「あなたの8以上の防御率よりも、間違いなくもっとスイート!」「あなたの投球はあまりスイートじゃないよ」などと厳しい言葉が数多く飛び交っている一方で「あなたを信じている」「新たなスタートを切ってください!」といった好意的な書き込みもつづられている。

 YouTubeチャンネルで更新された「パロディ動画」にも「昨日の今日でバウアーが動画あげてるけど、これ他のファンはともかく横浜ファンは心中穏やかじゃないだろう」「このタイミングでその動画出せるのは強心臓過ぎる」「バウアーの動画投稿者としての鬼メンタルおもろすぎる、応援しとるで」などと、さまざまな意見が寄せられて大きな反響を呼び起こしているようだ。

 バウアー自身とベイスターズの連敗は皮肉にも、この日のツイッターにアップされたハードオフエコスタジアム新潟での巨人戦から始まっている。次回以降のマウンドでバウアーはチームを救う快投を見せ、立ち直ることができるか。