フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たし、プロに転向した羽生結弦(28)が〝恩師〟と再会した。

 かつて指導を仰いだブライアン・オーサー氏は27日、自身のインスタグラムを更新。拠点としていたカナダ・トロントのクリケットクラブを訪れた羽生とのツーショット写真とともに「ユヅルが故郷に帰ってくるなんて、感無量です。TCC!私は感謝しているし、私の心を温かくしてくれました」などと投稿した。

 2012年から羽生はオーサー氏に師事。14年ソチ五輪でアジア男子初の金メダルを獲得し、18年平昌五輪では66年ぶりの2連覇を達成。個人最年少の23歳で国民栄誉賞を受賞した。世界選手権も14年、17年に優勝。グランプリ(GP)ファイナルは13~16年に4連覇を成し遂げた。20年には4大陸選手権も制し、男子で唯一スーパースラム(主要国際大会6冠)に輝いた。

 懐かさを覚える写真に対し、全世界のファンが反応。「貴重な再会ですね。共有ありがとうございます」「最高のコーチと最高のフィギュアスケート選手」「オーサーさんとユヅルさんが史上最強の伝説を築いた地に帰ってきてくれたことをうれしく思います」などの声が上がっている。