スペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(22)が〝呪われた番号〟を拒否した。
Rマドリードは欠かせない戦力へと成長したビニシウスに対し、来季からクラブにとってのエースナンバー「7」を付けることを求めた。これまでスペイン代表FWエミリオ・ブトラゲーニョ、同FWラウル・ゴンザレス、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドら歴代エースが背負った番号で、スペインメディア「BESOCCER」によると「伝統的な番号を着用する正式な提案を受けた」という。
しかし、ビニシウスは着用することを拒否。同メディアは「C・ロナウドが退団して以降、Rマドリードの7番は呪われている。(ドミニカ共和国代表FW)マリアーノ・ディアスはパフォーマンスに失敗し、ベルギー代表のウインガー、エデン・アザールはカルロ・アンチェロッティ監督の計画に含まれていない」と伝えており、縁起が悪い番号を敬遠したと伝えている。
同メディアは「Rマドリードの意図は7番の評判を復活させることだった」としたが、ビニシウスは引き続き、ブラジル1部フラメンゴ時代から愛着のある20番を背負うことを望んでいる。スペインで苦戦するアザールも7番を代えることが再起に向けて最良の策なのかもしれない。