ボートレース大村のGⅠ「開設70周年記念 海の王者決定戦」は29日、予選最終日が行われた。

 地元の下條雄太郎(36=長崎)は予選ラストの4日目2R2着で準優進出。ただ「合ってなかった。その中で最低限の走りはできた。合えばいい時もあるけど出足か、行き足、伸びにかけてのどちらかしか良くならない」と調整には苦労している。レース後には本体を含めて調整。地元の当地は3連続優出中。その調整手腕は確かなはずだ。

 今年の優出は2月宮島のみにとどまっている。それでも自身のリズムについて「悪くない。(2023年後期適用勝率で)7点も狙える数字だし、もっと上げたい」と手応えは悪くない。

 準優に向けても強気な姿勢を見せる。「必要最低限の仕事はしたいと思っている。それは優勝戦に乗ること。準優に乗ったからにはチャンスはある」。2016年5月以来の地元GⅠ優出へ気合が入る。