山陽オートの特別GI「共同通信社杯プレミアムカップ」は19日の3日目、準々決勝戦が行われ、4Rでは松本やすし(43=伊勢崎)が速攻劇で制し、準決勝戦に駒を進めた。

「2日目のスタートタイミングが09だったので、もう少し攻めようと思った。周りが動いてない中で動くのは勇気がいるけど、行かないと厳しいので。フライングではなかったし、ヨシッと思った。先頭まで行けて良かった」。06という会心のスタートを振り返った。

 レース後は「仕事した甲斐があった」と安堵の表情。エンジンは近況良くなく「浜松、前節の山陽、今回と3回目もクランクを替えた」。毎節、整備を敢行、悩みながらも手を動かして良化気配。「普通にはなった。でも普通だと厳しいメンバー。試走は2台を出したい」と満足はしない。

 当地は昨年12月のGI・第57回スピード王決定戦で優出(3着)と好走。「その後の地元の(GI)シルクカップも良かった。その時のイメージがあるから、そこを追い求めたい」。マシンをパワーアップさせ優出を目指す。